ドラゴンギアス(Dragon Gyas)は、世界的に活躍する川崎晋の最新作であり、
非常にユニークなフィギュアゲームです。
最もユニークなのは、1枚の戦場ボードの上で
「相手の行動を読み、プロッティングによってアクションを選択する巨大ロボット(巨大ドラゴン)」
「チェスや将棋のように、相手の行動を見ながら的確な対応が求められる騎士団(ドレーク)」
という2種類のルールでコマたちが動く点です。
このルールは、「強大だが、操作が難しい巨大ロボット」と、
「意図通り動けるものの、非力であり、基本的にサポートに徹する騎士団」という
コマたちの性格を見事の表現しており、他のゲームでは味わえない体験を与えてくれます。
基本的な遊び方は、1対1の対戦ゲームです。
騎士団側とドラゴン側に分かれ、互いに巨大ロボ1体と騎士団7体、
巨大ドラゴン1体とドレーク7体を操って戦います。
巨大ロボか巨大ドラゴンが倒されれば、倒した側の勝利となります。
巨大ロボたちのアクションは、カードによってプロットされます。
カードには「移動」「攻撃」「スペシャル」の3種類があり、ゲーム前のセットアップで数枚をセレクトすることになります。
この時点で駆け引きは始まっています。騎士団たちには「移動力」と「生命力」というパラメータが設定されているほか、
2種類の固有のアクションを持っています。
これらのカードや騎士団のメンバーたちには、今後たくさんの追加データが発表される予定です。
それらが実装されることで、バリエーション豊かな編成を楽しむことができます。
またゲームには、1人でも複数人(協力プレイ)でも遊べるシナリオモードや、2対2のチーム戦モードも実装されます。






MOVIE
STORY
人類文明の黄昏。
人類は数十年単位で突発的に発生する竜の来襲に怯え、城塞都市を築き細々と生き延びていた。
唯一の希望は竜に対抗できる魔女が操る巨人=ヘクスギアスとそれを守る騎士団だけだった。
魔女と騎士団は各都市の王立選抜学校において、年ごとに最高の成績を上げた者が選抜される。
その年に竜の来襲が起きなければ、帝国の観兵式にて巨人による模範試合に挑み、その後為政者としての生涯が約束される。
しかし竜の来襲が起これば、生還率数%と言われる殲滅戦へ出兵する義務を有する。
今までの戦いにおいて、騎士団の生還率は50%弱。
魔女の生還率は0%であった。


WORLDVIEW
魔法と科学が混在する世界。
科学文明はすでに過去に失われており、数百年間進歩していない。
人類は少量の化石燃料と、魔法を結晶化した魔法石をエネルギーとし細々と生き延びている。
多くの都市機能は竜の襲来に備えられている。その中心が巨人=ヘクスギアスである。
ヘクスギアスは各都市に一騎ずつ現存している。
古の魔法使い達が家内制手工業で百年以上かけて作り上げた兵器で、主に魔法を塗り込んだ木と布と糸(魔女の髪の毛)、
そして一部に魔法加工した鉄と銅で作られている。
数百年前にヘクスギアスの製造方法は失われおり、
今は魔法技術によりメンテナンスされ延命している。
STAFF

2003年からインディーズを中心にボードゲームを発表し続けている、日本を代表するゲームデザイナー。
『R-ECO』、『Traders of Osaka』、『CRIME HOTEL』、『SPY TRICKS』などは海外版も発売され、高い評価を得ている。

ビデオゲームデザイナー 原作・脚本家
広告業界を経てゲーム業界に転職。チュンソフト、レベルファイブにおいて、おもにアドベンチャーゲームのシナリオ・監督・プロデュース、ディレクションを務めたのち、2014年に独立。代表作は『428 〜封鎖された渋谷で〜』『文豪とアルケミスト』『新サクラ大戦』『極限脱出9時間9人9の扉』など。

19才で原型制作をスタート。
友人達と共に模型イベントに参加する中、メーカーの目に止まり商業原型デビュー。
以降、継続して数々の商業原型を手掛けている。
微博:
https://www.weibo.com/u/6568717312

フリーデザイナー。1995年生まれ。
航空機から日用品まで、さまざまなインダストリアルデザインをもとに、ユニークな発想でアレンジしたイラストを発表。
独特な色彩感覚と着眼点で人気を博している。
『ドラゴンギアス』では人間サイドの装具や巨人のデザインを担当している。

1991年カプコン入社。ストリートファイターシリーズのイラストなどを手掛ける。2008年よりフリーに。
アニメ『オーバーマン キングゲイナー』『Gのレコンギスタ』『天狼 sirius the jaeger』
舞台『龍よ、狼と踊れ』
ゲーム『極限脱出シリーズ』など。